夏の養生として、五臓の「脾」の働きを弱めないようにするには、胃腸を労わる食習慣が大切です。
◆冷たいものの取り過ぎに気をつける
◆飲み過ぎ食べ過ぎに気をつける
◆夜寝る前の飲食は避ける(水分補給は必要です)
要するに胃を冷やさない・疲弊させないということです。
では疲れてしまったらどうなるのでしょう?
もう手遅れなのでしょうか?
そんなことはありません。
私たち人間には、自然治癒力というものがあります。
身体には自力で回復するメカニズムがあって、一晩寝れば軽い疲労は回復します。
そう、睡眠です。
ただし、それは質の良い睡眠に限られます。
寝るタイミングや環境によって、しっかり眠ることができなければ
自力で体調を取り戻すことは難しくなってきます。
◆夜遅く日が変わってから布団に入る
◆寝る前に食事をする(食べてすぐ寝る)
◆冷房をガンガンにかけた部屋で寝る
寝る時間、どんな状況で寝るか、どんな場所で寝るかで
睡眠の質は大きく変わるのです。
体内時計という言葉をご存知の方は多いと思いますが、人間の身体は明るい昼には活発に動いて
夜は活動を休止するというサイクルになっています。
昼間の睡眠は動きをセーブするという役割は果たしますが
本当の意味で身体の機能が回復するには、やはり夜しっかり寝ることが大切です。
そして寝る時に胃に食べ物が入っていると、回復どころか胃は休む暇がありません。
一生懸命働いてくれる胃に、ゆっくり休む時間をあげて下さいね。
更にもう一つ。寝ている時は基本筋肉が動いていないので
身体は熱を作り出すことが出来ません。
だから冷えやすい。
暑いからとガンガンにクーラーをかけていると
気づいた時には身体の芯から冷えることに。
昼間よりも少し高めの設定温度で
タイマーなども上手に使いながら
リラックス出来る適温を探してみて下さいね。
陰ヨガで経絡の流れを促すことで
睡眠の質を上げる効果が期待できます。
クラスの中ではそんなお話もさせて頂いています。
陰ヨガクラスは
毎週水曜日20:00〜21:15
毎週木曜日10:30〜11:45
夜眠れないという方は、是非一度ご参加下さい。
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